尾上家具×Homeplus 『家具屋さんと紡ぐ、これからの家づくり』エリア毎に違った空間づくりを愉しむ
こんにちは。大阪市東住吉区杭全で無垢材を使った唯一無二のぬくもりある家づくりをしているHomeplus(ホームプラス)です。
今月は、オノエ家具さまとの対談を中心に、家具と住宅、両面からの家づくについて考えています。
ここまでは、家具・住宅それぞれの業界における、コロナウイルスの影響についてを、メインでご紹介しました。
4回目の今回は、話題をガラッと変えて、家づくりの中での素朴な疑問についてご紹介します。
――家を建てる方や、リフォームを検討されている方から、「部屋毎に、デザインのコンセプトを変えたい」といったご相談を、ホームプラスではよく伺いますね。
部屋毎にデザインコンセプトが違うお家について、お二人はどう思われますか?
尾上さん:子どもの部屋、お父さんの部屋、お母さんの部屋、居間という形なら、それぞれの個性で部屋の雰囲気を変えても良いですよね。部屋やエリアによって、デザインが変わってもいいと思います。
西岡:僕もよくやりますね。リビングの感覚を寝室には持っていけないですし、子ども部屋の感覚をダイニングには持っていけないので。LDKのような、間仕切りなしの場所でも、空間ごとに雰囲気を変えていくこともあります。
逆に言えば、家全体を同じ雰囲気のインテリアで統一させなければいけない、という従来の思い込みは、捨て去ってもいい頃なのかもしれません。
過ごす空間は、分断されているので照明の使い方や落ち着くインテリアなど、それぞれに使い分けても違和感は感じにくいと思いますよ。
――お客さまも、家具屋さんも、工務店も。三者がそれぞれ新たな価値観を見出す時なのかもしれませんね。
西岡:はい、そう思います。壁紙一つ取っても、場所ごとの用途に合わせると、全部変わってしかるべきです。テーマやインテリアデザインも、それぞれに全部違っていていいのではないでしょうか。
現在でも、空間や用途に合わせた提案を行っていますが、今後は家具も含めた、より特別感のある高次元な提案ができるように、さらに理解を深めていきたいですね。
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部屋やエリア毎にインテリアを変える、空間によって楽しみ方、過ごし方が変わる暮らし。
そうすることで、お家の中でも、お気に入りのスポットがあちこちにできてきそうですね。
次回も、素朴な疑問シリーズとして、気になる家具選びのコツについて伺っていきたいと思います。
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